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道の駅に列車を発見!

 山代温泉の温泉街を堪能した僕たちが次に目指したのは、曹洞宗大本山永平寺。

 道路地図を広げてみると、山代温泉と永平寺は、山間の国道364号を走ると県境を挟んですぐの距離にある。しかし、山間の国道364号は県境部分がクネクネと細い山道になっており、点線で直線の太い道が記載されている。きっとこれは新しくトンネルを作っているのだろう。車に積んでいる全日本道路地図は、少し古いため、きっと今ではトンネルができているにちがいない。北陸自動車道に沿って走る幹線、国道8号を利用すると山代温泉からだとかなり迂回し、時間的にロスが生じる。ここは、イチかバチか国道364号を走り、永平寺を目指すことにした。

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 山代温泉からさらに山間に位置する山中温泉を経て、5月の爽やかな青空の下、軽快に国道364号を走り続けると山中温泉の街外れで「道の駅」を発見。

 「道の駅 山中温泉ゆけむり健康村」の看板を見つけると、スーッと駐車場へ吸い込まれるように中へ入っていく。道中、「道の駅」を見つけると必ず立ち寄る。これ、ばりことは暗黙の了解。

 駐車場に入ってビックリ!なんと「道の駅」に2両編成の列車が展示されている。もしかして、かつてここは鉄道の駅だったの?車から降りるなり、一目散に近寄ってみる。案内板によると、かつて、山中温泉と北陸線の大聖寺間に北陸鉄道加南線という路線があり、そこを走っていた電車「しらさぎ」であることが判明。

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 さらに詳しく読んでみると、当時、同路線で活躍していた「しらさぎ」号は、昭和38年製の日本初のアルミ車体の列車でロマンスカーとして山中温泉の観光客を運んでいた。北陸鉄道加南線は昭和46年7月10日に廃止されており、その後、「しらさぎ」は、静岡県の大井川鉄道で第二の人生を歩む。その後、平成13年まで大井川鉄道で活躍し、現役を退いた後、里帰りを果たし、道の駅で展示保存されることになったと説明されている。

 ボタン式のスイッチ類が並んだアナログな運転台、叩けば埃が舞い上がりそうなくたびれたシート、塗装の剥げた手すり、また、運転席の後ろには昭和40年2月1日現在の普通運賃表が掲げてあったり、窓や扉には寸又峡の車内広告などが残されていたりと車内では両鉄道で活躍した40年間の歴史を感じさせる。

 山中町が加賀市と合併して消滅した今、「しらさぎ」号は、かつて鉄道が走り賑わいをみせた山中温泉の歴史を静かに訪れる人たちに語りかけているようだ。

 最後にここでのひとコマ。
ひととおり車内観察して、最後に車両の撮影をしておこうと、カメラを構えてファインダーを眺めながらバックバック。あっ。痛っ。一瞬何がおこったの?気がついたら尻餅をついていた。腰を打って痛ててて…。カメラの中の構図ばかり気にしていて、後ろに縁石があるのに気がつかなかった。(上の列車の写真がまさにその直前の写真です。トホホ)とても痛~い目にあった「道の駅」であった。

 ちなみに、国道364号の県境は、僕の予想通り「丸岡・山中温泉トンネル」の開通で広々とした二車線の立派な国道になっており、難なく永平寺へと辿り着くことができた。

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