奈良市の山中、名阪国道の針インターから北へ、柳生の里へ続く国道沿いにカントリーカフェ「ハーブクラブ」がある。大きなガラス窓と三角屋根が目を引くログハウスのカフェレストランで、アウトドアメーカーの「モンベル」のフレンドショップになっているのと、ログハウスのカフェということで前々から気になっていた。
3月のある日曜日、奈良方面へ車を走らせ、「ハーブクラブ」を訪れることにした。この「ハーブクラブ」は、知的障害者社会福祉法人である青葉仁会が営業しており、知的障害を持った方々がカフェで働いたり、自家製石釜パンやオリジナルグッズなど自分たちで作った商品を販売している。
店内に一歩踏み入れると、レストラン客席は、三角屋根の2階まで吹き抜けの広い空間と大きな窓が広がっており、とても明るく開放的な店内である。窓際の席に座った横には薪ストーブ。雰囲気抜群。とても気に入った。
メニューは、地元で育った新鮮な野菜、ハーブ、雑穀、お豆をふんだんに使ったこだわり料理の数々。中でも、月替わりの「ハーブクラブランチ」は、季節の地元野菜をふんだんに使ったランチがイチオシ!
訪れた3月は、①赤いビーツの豆乳スープ、②イモイモチップス、③いろいろお豆のマリネ、④白菜とリンゴの塩煮、⑤アマランサスのカナッペ、⑥大根のトマトソース煮、⑦榛原ゴボウのピーナッツゴマ合え、メインは、⑧ハーブクラブの赤ワイン風味の豚角煮、もしくは、レンズ豆のロールキャベツ・オーブンチーズ焼きがワンプレートに盛られて、ボリューム満点。さらに、雑穀ご飯、もしくは、⑨自家製パンが選べ、さらに追加210円でセットドリンクが付いている。
このほかにも、オリジナルカレーも種類が豊富で、こだわりの食材をふんだんに使い、雑穀のごはんともよく合う、ちょっぴり辛めからかなり辛めまで本場のスパイスを使ったヘルシーカレー。ひよこ豆をじっくり煮込んだひよこ豆のカレーは、ちょっと辛めで、辛いのが苦手な方でもおいしくいただける。
ドリンクのハーブティーも種類が豊富で、高い吹き抜けにログハウスの木に囲まれ、安らぎを感じて時間を忘れてしまうほど長居してしまいそうなそんな落ち着ける空間だ。
天井まで抜ける大きな窓側のテーブルに腰掛け、食後のコーヒーを傾けながら外を眺めていると、3月下旬なのに雪が舞ってきた。まだまだ春まで遠いのかなあ。
月替わり「ハーブクラブランチ」 1,050円
ひよこ豆のカレー 950円
カントリーカフェ ハーブクラブ
〒630-2152 奈良市水間町3020-3
電話:0742-81-0829
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