足助で見つけた中馬柿

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 街道沿いの建ち並ぶ昔ながらの建物。その中に白壁の蔵を思い起こさせる老舗の和菓子屋さん「両口屋」を見つけた。

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 ここの名物は、干し柿の種を取って栗きんとんをつめた『中馬柿』。『中馬柿』の「中馬」は、三河から、足助を通り、信州へと至る江戸時代の街道のひとつに数えられる中馬街道が語源。その中馬街道沿いに栄えた宿場町、足助は、三河湾沿いでとれた塩を信州へ運んだとされる街道沿いの町で、塩は現在の豊田市まで川船で運び,そこから馬の背で足助にある塩問屋に送られていた。中馬とは、信州の馬稼ぎの人たちがつくっていた今でいう運送業者の名前で「賃馬」(ちんば)「中継馬」(ちゅうけいば)などが語源となっているそうだ。

素朴な味の干し柿の中に、詰められた甘い栗きんとん。このふたつの組み合わせが何とも絶妙で、干し柿の種をとり、中に栗きんとんを詰める、とても手の込んだ和菓子である。秋の味覚をふんだんに使った素朴で味わいのある山里ならではお菓子。

 古より代々引き継がれている“味”がここにある。

『中馬柿』 1個220円

「両口屋」
愛知県豊田市足助町本町16
電話 0565-62-0056

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高野山名物

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 精進料理、高野豆腐、ごま豆腐…。

 高野山名物は数多くあるが、中でも、今回お土産に買ったのが麩善の「笹巻あんぷ」。

 こしあんをよもぎを混ぜた麩で包み、熊笹で巻いた生麩のまんじゅう。「あんぷ」とは、こしあんを生麩で包んだまんじゅうのことを言うそうです。生麩独特のもちっとした風味とほのかに香る笹の香りに包まれた高野山の歴史あるお土産として有名だとか。ぼくは、知らなかった。

 高野山に立ち寄った際には、高野豆腐やごま豆腐のあわせて、高野山の歴史を感じることのできる麩善の笹巻あんぷをお土産に買ってみてください。店に立ち寄れば、ひとつから味わえますよ。

麩善(ふぜん)
和歌山県伊都郡高野町高野山712
電話:0736-56-2537

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山口外郎

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 山口外郎。人名ではありません。外郎と書いて“ういろう”です。

 外郎は、名古屋が有名ですが、山口県の銘菓でもあります。中でも「御堀堂」の外郎は、室町時代から伝わる「山口外郎」の老舗でそれは絶品。「御堀堂」の外郎に出合ったのが、ちょうど一年前の山口県萩、津和野を訪れた際にお土産で買って帰ったときのこと。白外郎、黒外郎、抹茶外郎の3種類があり、わらび粉と北海道産の小豆餡が主原料で、あっさりとした上品な味わいが特徴の外郎です。

 この度、会社の元上司が山口県の萩、津和野を旅したお土産に宅配で送ってくれたのです。およそ一年ぶりに味わう「御堀堂」の外郎。ごちそうさまでした。

「御堀堂」
山口県山口市駅通り1-5-10
電話:083-922-1248

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近江八幡の銘菓

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 近江八幡を訪れた際、必ずといっていいほど立ち寄るのが、八幡城跡のある八幡山近くにあるでっち羊羹の老舗「和た与」。

 「和た与」は、文久3年(1863年)に創業以来、外郎(ういろう)や季節の和菓子を販売している店で、特に近江の銘菓して知られている“でっち羊羹”発祥の老舗として知られている。

 薄い竹皮に包み込んで蒸した“でっち羊羹”は、竹皮を剥がすと中に小豆色の薄い羊羹が姿を現し、2~3cmくらいで切ればひとくちサイズのちょうど良い大きさで、自然の甘みが口の中に広がり、もうひと切れと手が伸びるに違いない。

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 「和た与」を訪れたら“でっち羊羹”はもちろん、“うゐろ餅”も食べてみよう。
近江米の米粉を100%使ったモチモチ感は外郎好きにはたまらない食感。

 「和た与」の“でっち羊羹”と“うゐろ餅”は、近江八幡の銘菓としてお勧めします。

『和た与』
滋賀県近江八幡市玉木町2丁目3
電話:0748-32-2610

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ジュウヤク、トウキ、シシウド…

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 チンピ、ヨモギ、ウイキョウ、センキュウ、リュウノウイギク…。

 これ、何だかわかります?

 実は、これらすべて伊吹の山麓周辺で採取された(一部栽培ものもあります)薬草なのです。薬効の高い薬草を乾燥させ、配合した自然そのままの薬草入浴剤。名前を聞いてもピンときませんが、確かに袋から薬草のいい香りがします。

 滋賀県の伊吹地方は古くから高山薬草が豊富で、数多くの薬草入浴剤が売られているので、一度試してみてはどうでしょうか?お風呂に浮かべると一日の疲れがとれ、癒されますよ。

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伊吹の恵み

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 薬草の宝庫。伊吹で見つけた薬草湯。

 紙袋と布袋のデザインが気に入って買いました。

 これで家でも薬草湯が楽しめる。

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乗鞍みやげ

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 乗鞍岳の剣ヶ峰登頂後、畳平まで下山し、バスに乗る合間に立ち寄った売店で見つけた土産もの。畳平のお花畑にも咲き誇る(残念ながら既にシーズンオフで見られなかったが…)黒百合の球根。

 パッケージのデザインに気に入ったので買って帰る。果たしてうまく育てられるかな?

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山代温泉総湯の源泉たまご

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 山代温泉総湯の横には、浴殿直営の温泉たまごの売店があり、山代温泉の源泉温度63度の湯にじっくり沈めること8時間かけて作り上げた名物の源泉(温泉)たまごが売られている。

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 常温で2週間日持ちすることもあり、栄養満点の硫黄分を含む独特の風味ある温泉たまごは、山代温泉のお土産として大人気だとか。また、ひとつひとつ袋に入っていて、包み紙もかわいい。ついつい買ってしまいたくなるような衝動に駆られる。

 10個600円で販売の温泉たまごを一箱買って帰ったことで、旅から帰ってきてからも一品加えることによって、しばらくの間夕食を盛り上げてくれている。

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金沢は和菓子の宝庫

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 城下町にはその昔、お城のお殿様に献上した菓子屋が数多くあり、今ではその町の銘菓として訪れる観光客を楽しませてくれる。

 金沢は言わずと知れた加賀100万石の城下町で、昔ながらの街並みや文化が今もなお色濃く残っている町。金沢では前田家が慶弔などではもちろんのこと、日常生活のさまざまな場でも菓子が用いられたと伝えられており、また、菓子屋は藩より大切に扱われたとのことから、菓子屋業の発展に繋がり、結果、伝統ある和菓子を今に伝えている。

 金沢を訪れた際、よく立ち寄るのが金沢駅構内の専門店街「金沢百番街」のおみやげ館。ここでは、金沢の銘菓や北陸の味が揃っており、時間のない時や列車に乗り込む前の買い物に便利。

 今回も「金沢百番街」に立ち寄って、お買い物。老舗の銘菓が揃っており、いつも目移りしてしまうが、中でも「中田屋」の“きんつば”は必ずといっていいほどよく買っている一品だ。茶道の盛んな金沢でお茶菓子として親しまれている「中田屋」の“きんつば”は、ほんのりとした甘さを含むとても上品な味で、お茶にもコーヒーにもよく合い、いつ食べても美味しく味わえるお気に入りの金沢銘菓です。

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甲斐の銘菓「くろ玉」

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 見た目は真っ黒でまん丸。見たそのまんまの名前で「くろ玉」。

 真っ黒な外側は、羊羹でうっすらと包んでおり、中は緑色。中の緑色の正体は、青えんどう豆を用いたうぐいす餡。餡とは別に煮た北海道産えんどう豆を一緒にまぜているそうで、いっそう甘さが引き立っている。

 ちょっと驚きの配色だが、癖のない甘さで素朴な和菓子。緑茶と共に味わいたい逸品だ。

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 パッケージもユニーク。甲斐の武将、武田信玄の言葉がずらり。

 甲斐を訪れたら一度味わってみてください。

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